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利用規約

利用規約

この利用規約(以下「本規約」と言います。)は、「東信こころの相談室」(以下、「当相談室」と言います。)の提供する心理カウンセリング(以下「カウンセリング」といいます。)の利用条件を定めるものです。カウンセリングの利用には、本利用規約への同意が必要です。また、カウンセリングにお申込みいただいた時点で、本利用規約に同意されたものとみなします。

  1. 定義
    1. セッション・・・当相談室で行われる1回のカウンセリング。
    2. カウンセラー・・・当相談室でカウンセリングを提供する者。
    3. 利用者・・・当相談室のカウンセリングを利用する者。


  2. 適応
    1. 本利用規約は、「東信こころの相談室」で提供する各種サービスを利用するすべての利用者に対し適用されるものとします。


  3. 契約成立時
    1. 当相談室と利用者とのカウンセリング契約は、利用者が当相談室ウェブサイト、メール、電話などからカウンセリングを申し込み、当相談室から申し込みを受付た内容のメールが利用者に送信されたときに成立します。


  4. 目的
    1. カウンセラーとの対話や臨床心理学的技法により、利用者の心理・行動上の困りごとの解決、改善を図ることです。
    2. カウンセラーは誠意をもって、利用者の困りごとの解決・改善の支援を行います。しかし、問題の解決・改善を確実に保証するものではありません。
    3. カウンセリングは、カウンセラーが利用者の問題を一方的に取り除いてあげるものではありません。利用者の抱える「問題」にカウンセラーと利用者が協力してとりくみ、解決を目指していくものととらえてください。
    4. カウンセリングでは診断や薬の処方、その他の医行為はできません。


  5. 利用条件
    1. 自殺や暴力など自他が生命の危険が生じている差し迫った状況、医療的処置が必要な事態での相談には応じかねます。このような事態に関しては、警察や救急への連絡をお願いいたします。
    2. 窃盗、家族への暴言や暴力、盗撮、痴漢、そのほか他人に危害を及ぼす行為についてのご相談は、利用者がやめる意思を持っており、再発防止を目的とした相談には応じます。
    3. 自分や他人を傷つける恐れのある場合、匿名での利用はできません。申し込みフォームに、本名、連絡先、住民票の住所、現在生活している場所の住所の入力お願いいたします。
    4. 未成年の方のご利用は、初回時に保護者に同伴していただき、なおかつ書面での保護者の同意が必要です。
    5. 相談料の支払いに遅滞がある場合は、継続面接をお断りすることがあります。
    6. 当相談室での相談内容と同じ内容で医療機関に通院している場合、当相談室でカウンセリングを受けることについて、事前に主治医に話をしておくようにしてください。可能であれば主治医からの紹介状(情報提供書)を持参して下さい。もし、主治医とカウンセリグを受けることについて、話しづらい理由がある場合は、その旨をお申し出ください。


  6. 料金
    1. 別途、当相談室が定め、当相談室のウェブサイトに表示する価格とします。
    2. 金額は改訂される場合があります。


  7. 支払
    1. 利用者は料金を、現金、PayPal、銀行振込のいずれかの方法でお支払いください。
    2. オンラインカウンセリング、電話カウンセリングの場合はPayPal、銀行振込のみといたします。
    3. 現金の場合は、セッション終了時にその場でお支払いください。
    4. PayPalの場合は、セッション終了後、カウンセラーから送られてくる請求メールが届き次第すみやかにお支払いください。
    5. 銀行振込の場合は、セッション終了後、一週間以内に振込を行ってください。また、その際にかかる手数料は利用者が負担することとします。


  8. 予約
    1. カウンセリングのご利用は予約が必要です。当相談室ウェブサイトの申し込みフォームよりお申込みください。
    2. ウェブサイト記載のカレンダーは手動更新です。可能な限りこまめに更新はしておりますが、ときに最新のスケジュールが反映されていない場合があります。そのため、カレンダーでは予約可能となっていても、実際は予約が埋まっている場合もあります。その際は、返信メールにてお知らせいたしますので、別の希望日時をご指定ください。


  9. 延長
    1. 利用者がセッション中に延長を申し出ることは可能です。ただし、カウンセラーの都合がつかない場合は延長の申し出をお断りすることがあります。


  10. セッション開始の遅延
    1. 利用者側の要因
    2. 利用者が時間に遅刻された場合や、利用者側の通信機器の問題やトラブルによりセッションが中断した場合は、所定の料金をいただきます。
    3. カウンセラー側の要因
    4. カウンセラー側の緊急トラブルや都合により、セッションの開始が遅延、中断した場合、利用者は以下のa)、b)どちらかをお選びいただくことができます。ただしa)に関してはカウンセラーのスケジュールによってはお選びいただけない場合もございます。
      1. a)遅延、中断した分の延長。
      2. b)請求時に遅延・中断した時間相応分の金額の割り引き。
    5. 自然災害や通信会社の要因
    6. カウンセラー側の要因と同様の対応といたします。


  11. 場所
    1. 対面カウンセリングの場所は信濃病院の診察室、小諸市市民交流センターの会議室いずれかになります。日時により決まっておりますのでご確認の上お申し込みください。


  12. ビデオ通話カウンセリング
    1. ビデオ会議システムSkypeを利用します。アカウントの作成及びインストールの必要はありませんが、利用環境及び使用方法については、あらかじめ確認しておいてください。
    2. ビデオ通話により発生する利用者側のネットワーク通信料については利用者が負担することとします。
    3. ビデオ通話サービスの利用により生じた通信機器の不具合やトラブルについて、当相談室は一切の責任を負いません。


  13. 電話カウンセリング
    1. 予約の日時に、カウンセラーより相談者に非通知設定で架電します。非通知からの着信を受診できるように設定しておいてください。


  14. キャンセル
    1. 予約日時変更の必要が生じた場合は、なるべくすみやかに通知してください。
    2. 前日までのキャンセルにキャンセル料は発生しません。ただし、場所が小諸市市民交流センターの場合は、14日前より会議室のキャンセルが不可となり部屋の使用料(予約された部屋により変わります。1,350円~2,100円)が発生しますので、その費用を利用者が負担することとします。
    3. 利用者がセッション当日にキャンセル、日程変更、連絡なしでキャンセルした際は、料金の全額を支払うこととします。
    4. 支払いは①次回のセッション時現金払い、②PayPal、③銀行振り込み、のいずれかにより行います。


  15. 家族セッション
    1. 合同セッション
    2. 利用者の同意が得られていれば、利用者のセッションへの家族・関係者の同席は可能です。追加料金を支払う必要はありません。
    3. コンサルテーション
    4. 利用者の同意が得られていれば、家族・関係者が利用者とは別にカウンセラーと面接をし、コンサルテーション(セッションの内容の共有、助言等)を行うことも可能です。その際は、個別面接と同様の料金をいただきます。


  16. 内容の記録、保管、共有
    1. カウンセリングの内容はカウンセラーにより記録、保管されます。ただし、相談内容のすべてが記録されるわけではありません。
    2. セッションの間、カウンセラーは適宜、内容についてのメモを取ります。メモについてはセッションの内容を記録後、シュレッダーにて破棄いたします。
    3. 利用者に主治医やそのほか支援者がいる場合、利用者の同意を得たうえで、関係者間でセッションの内容を口頭、文書等により共有する場合があります。ただし、利用者が秘密にしてほしい内容の守秘は厳守いたします。
    4. 利用者が自身や他人の心身を著しく傷つける恐れがあるとカウンセラーが判断した場合、法による定めがある場合などは、利用者の同意なしに関係機関および関係者に情報提供をする場合があります。


  17. 通報
    1. 利用者自身および利用者の家族やパートナー等の違法薬物使用について通報することはありません。守秘義務を厳守いたします。
    2. 利用者が子どもへの虐待を行っていると判明した場合、あるいは話の内容から合理的に推測される場合、カウンセラーは利用者の同意の有無にかかわらず地域の児童相談所に通報いたします。


  18. 終結
    1. 利用者はいつでもカウンセリングの終結を申し出ることができます。ただし、終結したい気持ちが出てきた場合は、なるべく早い段階でカウンセラーに伝えるようにしてください。
    2. 問題が解決した、もしくは一定の改善がみられた場合、もしくはカウンセリングによる問題の改善が期待できない場合はカウンセラーから終結を提案することがあります。


  19. リファー
    1. 当相談室のカウンセリングにより問題の解決、改善が期待できないとカウンセラーが判断した場合は、適切な施設・機関をお勧め・紹介する場合がございます。


  20. 中断
    1. 主治医より中止の指示が出た場合、合理的な理由がある場合を除き、カウンセリングは中断となります。


  21. 利用停止
  22. 以下の場合は当相談室のカウンセリングの利用を停止させていただきます。
    1. カウンセラーや相談室に対する誹謗中傷、迷惑行為、勧誘行為を行った場合。
    2. 申し込みフォームに意図的に虚偽の内容を記載した場合。
    3. 自傷他害の可能性が高まっている際、利用者がカウンセラーから求められた情報提供に応じない場合。


  23. 連絡手段・メールの利用
    1. 日時の変更や、その他必要事項の連絡については電話もしくはEメールにてやり取りをすることとします。
    2. メールでのカウンセリングは行わないこととします。


  24. 個人情報の保護
    1. カウンセリングの利用に関連して当相談室が知り得た利用者の個人情報は、別途当相談室のウェブサイトに掲示するプライバシーポリシーに基づき、適切に管理するものとします。


  25. 個人的関係
    1. 利用者はカウンセリングの時間枠以外で個人的にカウンセラーと会うことはできません。
    2. カウンセラーが利用者に個人的な連絡先を教えることはできません。


  26. 個別規約
    1. 個別に定めた規約(以下、個別規約)があり、本利用規約の定めと異なる場合には、当該個別規約の定めが優先して適用されるものとします。


  27. 免責事項
    1. 当相談室は、カウンセリングが利用者の特定の目的に適合すること、期待する効果を得られること、疾患の治癒や症状の改善がなされること、継続的に利用できることについて、明示又は黙示を問わず何ら保証するものではありません。
    2. 当相談室は、カウンセリングに関して利用者が被った損害につき、過去3ヵ月以内に利用者が当相談室に支払った対価の金額を超えて賠償する責任を負わないものとし、また、付随的損害、間接損害、特別損害、将来の損害及び逸失利益にかかる損害については、賠償する責任を負わないものとします。


  28. 協議解決
    1. カウンセリングのご利用に関して、本規約または当相談室の指導により解決できない問題が生じた場合、当相談室と利用者との間で双方誠意をもって協議し、解決を図るものとします。


  29. 規約の変更・追加
    1. 本規約の内容は必要に応じ予告なくして変更・追加することがあります。利用規約を変更した場合は当相談室ウェブサイトにその旨を記載します。利用者はカウンセリングを利用する際、その都度、本規約の内容を確認するものとします。改定後に利用者がカウンセリングを利用した場合には、改定に同意したものとみなします。


  30. 管轄裁判所
    1. 本規約に関する一切の訴訟その他の紛争については、長野地方裁判所を第1審の専属的合意管轄裁判所とするものとします。


  31. 準拠法
    1. 本規約は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとします。


    2022年11月18日施行
 

2024年2月27日改訂